知床 フレペの滝とアマツバメの群れ

フレぺの滝は、知床八景のひとつで落差60m、標高80mで年間水量が少なく、しんしんと流れ落ちる様子から別名「乙女の涙」と呼ばれています。
また、この滝の崖などに巣作りするアマツバメは、高速で飛び交い、飛びながら寝るという不思議な習性を持った鳥です。

知床半島クルーズ 藍色の海

知床観光船「おーろら」は、冬になると網走の流氷観光船「おーろら」で活躍する同じ船です。知床岬までのクルージングは、ウトロ港から3時間45分で往復します。
海面は、一面藍色に染まり自然の素晴らしさを全身で感じることが出来ます。イルカが船と伴奏する機会やヒグマが海岸線を歩く姿を見かけることもあります。

知床 カムイワッカの滝

アイヌの語でカムイは神、ワッカは水。硫黄成分が強いので滝が海に流れこむ付近はエメラルドグリーン色をしていてとても神秘的で素敵です。陸路からは行けず、クルージングからの知床半島の眺めは断崖絶壁が続き大自然そのもので、ヒグマにも会えるチャンスがあるのです。船上からレンタルの双眼鏡で野生動物を探す・・・童心に帰ってひと時を過ごすのも如何でしょうか?

奥尻島のシンボル 鍋釣岩(なべつる)

25年前に起きた南西沖地震の津波で奥尻島は大きな被害を受けました。その後、記憶を後世に伝える施設として奥尻島津波館ができ、語り部たちにより支援の感謝の気持ちと災害の教訓を伝えています。館内に入ると線香の臭いが立ち込んでいたため、「鎮魂のためですか」とスタッフの方に尋ねたのですが、「自然を 取り入れた施設なので虫が入るため蚊取り線香を使っているのです」との回答。
ちょっと意外でした(笑い)。島のシンボル鍋釣岩も被害を受け、補修し現在の形を留めているとのことです。

礼文島 スコトン岬

宗谷岬を最北端、スコトン岬を最北限と表現するそうです。土産物屋さんの裏手にこのトイレがあるのですが、島は強い風が吹くため余りトイレ臭がしませんでした。
そのせいか最北限の表示に惹かれてスマホで写す人が多かったような・・・。

礼文島のシンボル 高さ250mの桃岩

桃の形をした「桃岩」は、球体状の巨岩で「桃岩ドーム」とも呼ばれ、岩自体は海底の柔らかい堆積物とマグマによって形成され隆起したとのこと。
レブナツモリソウ、レブンウスユキソウなど300種の高山植物が観察できるのも特長の一つですが、くれぐれも植物を採取することはNGです。