飛鳥寺(あすかでら)は、奈良明日香村(あすかむら)にある日本最初の仏教寺院です。飛鳥大仏(釈迦如来坐像)は、顔・手・首が長く、また鼻が高く、更にアーモンドのような眼の形や口元だけが微笑みの形を伴っている「アルカイックス・スマイル」は飛鳥時代の特徴で、正面から見ると顔が少し斜めを向いています。これは仏教伝来をもたらした聖徳太子が誕生した橘寺の方を向いているとか・・・。
白樺の木立の中にある旧国鉄士幌線の線路跡
木材の搬出で賑わった旧士幌線の「幌加駅跡」の裏地にレール敷設の痕跡が見られ、辺り一面には白樺林が広がっています。
また、近くには季節によってその姿が見え隠れするコンクリートのアーチ橋「タウシュベツ橋梁」があります(8~10月には湖底に沈みます)。
秋の大沼公園と駒ヶ岳です
見る場所で表情を変える駒ヶ岳は、北海道にある18の活火山のうち活動が特に 高いランクAの4山(有珠山、樽前山、十勝岳)のうちの1つです。昔は富士山のような容姿で1700mあったそうですが、江戸時代の大噴火で真ん中が吹っ飛び現在の馬蹄形の山容(高さ1131m)になったそうです。
早朝6時の散策路で出会った虹🌈です。
利尻島の紅葉は例年10月上旬~10月下旬で、姫沼を囲むような樹木の紅葉は今が盛りでとても奇麗でした。この日は朝からの雨が上がった一瞬に虹が架かり、素敵なショットの一枚になりました。
宗谷岬からのサハリン遠望
日本最北端の宗谷岬から43km先のサハリンが肉眼ではっきりと見えました。
フェリーでは稚内港からコルサコフ港まで159kmあり、片道5時間半かかります。宗谷岬にある柏屋(お土産店)では、「日本最北端到達証明書」を到着日スタンプを押して販売しています(1枚100円)。
斜里 天に続く道
18km続く直線道路が斜里町にあります。農道を自動車で走っていると突然現れる風景を誰が注目したのか、直線道を横断すると全然気付かないような場所なのですが・・・数年前から観光スポットとして話題となっています。美瑛の「青い池」や清里町の「神の子池」などもここ数年前から注目され始めて、今や観光雑誌の定番となっていますが、環境面から考えるとこれで良かったのか、と思うこの頃です。
知床 オシンコシンの滝
国道沿いにある知床八景のひとつで、幅30m、落差80mは知床最大の滝です。
途中で水の流れが二手に分かれていることから「双美の滝」と呼ばれ、6月には雪解けのため水量が多く、滝の勢いが迫力満点でミストシャワーを浴びることが出来ます。癒しの空間でもあります。
知床半島 カシュニの滝
ウトロ港から船で約1時間。この場所はクルージングでなければ眺められない所で切り立った断崖から直接海面に落下し、落差は30mあります。
知床岬までのクルージングは、船上で流れる森繁久彌や加藤登紀子の「知床旅情」を聴く一方、断崖を見上げながら進み、所々で名も無い滝、大きな岩や洞窟など見どころ満載の大自然を満喫できます。
知床半島 タコ岩
カシュニの滝の直ぐそばにそびえている岩で、タコのような丸い頭とその下に足があるように見えるとても特長的な形をした大きな岩です。時には、カモメの卵を狙って熊が来るようですが、今日は見かけることが出来ませんでした。
利尻 姫沼の湖面に映る逆さ富士
利尻の原生林の中にある姫沼の湖面に、天気の良い日には利尻山の「逆さ富士」が映るのです。姫沼は周囲800mで一周を約20分で歩ける木道の探勝路があり高山植物を観察しながらの散策もお勧めです。利尻島に100年振りにヒグマが海を泳いで渡ったとの報道があり、「熊鈴」を持って歩くのをお忘れなく・・・。