東部緑地の雑木林をウォーキング中に発見。和名で「甘野老」と言うのですが、野老(トコロ)は野原の老人の意味でひげ根がついた曲がった地下茎を老人に見立て、春の新芽が山菜として食用され「甘いところ」から命名されたとか。天ぷらやおひたしが美味しいらしいのですが、私は未だ食べていません。
森の香り花「クルマバソウ」
香りはバニラに似た芳香があり桜餅に代表され、欧州では、ビールやワインの香り付けに利用されるほど香りの強い山野草です(ウォーキング中の雑木林で発見)。平安時代の牛車の車輪に似ていることから「車葉草」と命名とか。
大迫力~飛翔するアオサギ
「ギャー!ギャー!」と奇妙な鳴き声が特長のアオサギが飛翔する姿を撮影。アオサギは一夫一妻制で毎年同じつがいで行動するのですが、餌場とコロニー(巣)の間を行ったり来たりする姿を札幌の市街地で見かけるとは驚きです!
ツルニチニチソウ(蔓日々草)
良く庭先で見掛けるツル性の常緑植物ですが、今回はウォーキング中、平岡公園の低木の日陰場所で見つけました。5枚の花弁が函館の五稜郭に似ているような・・・花言葉「楽しい思い出」~誰かさんのデートの思い出?
清楚なマイヅルソウ(舞鶴草)
2枚のハート型の大きな葉とまるで角が生えているような穂状の小さな白い花が特長的な山野草です(平岡の雑木林で遭遇)。家紋に「舞鶴紋」という鶴が羽を広げた紋様が、この山野草を「舞鶴草」と命名した理由だそうです。
ムラサキケマン(紫華鬘)
仏具のひとつ「華鬘(けまん)」という装身具に似ていることから命名。私も花の名前を調べて初めて「華鬘」を知りました。この装身具は円形または楕円形の団扇みたいな形をしており、その模様がこの花に似ているようです。
森の貴婦人「オオバナノエンレイソウ」
北大では、構内に自生しているこの花を図案化して校章(シンボルマーク)としています。平岡公園の水芭蕉の群生する場所の近くで見掛け、発芽から開花するまでに10~15年かかるとか。小学校入学から大学卒業までとは……
大きな葉が特長の「赤葉ヤグルマソウ」
掌のような形をした大きな葉が鯉のぼりの頂部に飾る矢車に擬えて命名されたとか。葉の大きさは50㎝にもなりますが、ツボミは小さなブロッコリの様です。ツボミはやがて1㎝に満たない白い花となる様子が、花言葉「清楚」に。
山菜の王様「タラの芽」
タラの芽は、タラノキという落葉樹の新芽の事。山野の斜面で日当たりの良い場所に生えており、ウォーキング中に見掛けました。写真では他の樹木に溶け込んで分かり難いですが、トゲトゲが特長の木の先端部が新芽で、ビタミンとミネラルが豊富で栄養価値がとても高い。今回は斜面まで距離があり断念!
可憐なヒトリシズカ(一人静)
平岡の雑木林をウォーキング中に白いブラシのような花が特長のヒトリシズカを発見。源義経の愛した静御前が舞を踊った姿に似てるとか・・・ちょっと無理がある名前の由来ですね(笑)アイヌは乾してお茶にしていた様です。