オオアマナ(大甘菜)

花の中に小さな白い花があるみたい・・・6本の雄蕊が星形の王冠のように見え、葉が表に白色の線があるのが特長です。星形に開いた白い花の清楚な佇まいから、花言葉は「無垢」とのことですが、有毒なのでご注意を。

ぽつんと咲くニガナ(苦菜)

黄色の舌状花を5~6枚つけた小さな花で、飾り気が無く余り目立ちませんが、根を含む全草が薬草として利用されます。「良薬苦し」がそのまま命名されたのかも知れません・・・鼻づまりと胃痛に薬効があるとか。

漢方薬になる「ヤブニンジン」

線香花火のように柄が広がり、白い花弁がとても可愛らしい山野草で、東部緑地の薄暗い場所で、まさに藪の中でぽつんと生えており、葉が波状に深裂するニンジンの葉に見立てて「藪人参」と命名されました。根茎を乾燥させたものは、鎮痛に薬効があり漢方薬として利用されているようです。

食べられる「ユキザサ」(雪笹)

白い花が雪の結晶のように見え、葉が笹に似ていることから「雪笹」と命名。秋には宝石のような赤い実を付け、春先の若芽と同様に食べることが出来る山菜です。若芽を茹でると小豆を食べたような味から、別名「アズキナ」とも。

希少種発見「ギンラン」(銀蘭)

平岡公園の高速道路側道に目立たずにひっそりと咲いていました。全国的に年々その数が減っており、県によっては絶滅危惧種になっている「蘭」の仲間です。白い花が半開状で全開しないのが特長で、花言葉が「おとなしい貴婦人」とは、ぴったりですね‼ 今日、出会えたのがラッキーでした。

健気に咲く「コンロンソウ」

平岡の雑木林にただ咲く山野草~細い茎に真っ白な小さな花たち。中国の崑崙山脈に積もる雪に見立てて「崑崙草」と名付けられました。実は奇数羽状複葉という葉っぱの付き方に特長がある山野草で、十字形の花弁も素敵なのです。

神秘的な植物「ギンリンソウ」

枯葉などの下に生える菌根植物で葉緑素を持たず、白色・姿・形が竜に似ていることから「銀竜草」と命名されたとか。別名「幽霊茸」とも。東部緑地の雑木林の中で見つけ、最初は植物とは思えず、虫の巣かとも思いました(笑)

珍しい名の山野草「アマドコロ」

東部緑地の雑木林をウォーキング中に発見。和名で「甘野老」と言うのですが、野老(トコロ)は野原の老人の意味でひげ根がついた曲がった地下茎を老人に見立て、春の新芽が山菜として食用され「甘いところ」から命名されたとか。天ぷらやおひたしが美味しいらしいのですが、私は未だ食べていません。