鮮やかな青色が美しい花びら~デルフィニウム

蕾の形がイルカに似ていることからギリシャ語でイルカを意味する言葉が花の名の由来。直線的に花穂をびっしりと八重花を付けるのがとても特長的で存在感が抜群です。花言葉が「あなたは幸福をふりまく」~サムシングブルー(お花やドレス、着物に青を)として結婚式に良く使われるのも頷けますね。私の時は?

黄色のアゲハチョウ~キアゲハ(黄揚羽)

羽根の黄色、後の羽根にある青と赤の斑点が美しい蝶々で、大きさは約100㎜です。昆虫図鑑によると、幼虫の時はニンジンやパセリが好物で、成虫になると花蜜を吸います。寿命は卵⇒幼虫⇒蛹⇒成虫と約1か月半で、成虫になる羽化率が0.6%、つまり100匹の卵から成虫になるのが1匹以下。会えた奇跡に感謝です!

小さな桜の集まり~三尺バーベナ

三尺とは1m近くに伸びる姿から命名。また葉が柳のように細長いことから別名ヤナギハナガサ(柳花笠)とも。茎が先端で3つに分かれ、更に3つに分かれて薄紫色の小さな桜の花が集まっているようで・・・花言葉は「幸運に」

朝顔の仲間~ハゴロモルコウソウ

星の形で赤橙色の花が可愛いつる性植物ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草)は、葉っぱが羽状に深裂しモミジ葉状なのが特長で、葉姿から別名「モミジバルコウソウ」と呼ばれます。花は早朝に開き、昼過ぎには萎む一日花で朝顔の仲間なのです。花言葉は「世話好き」~誰かな?

道端に可愛いセイヨウミヤコグサ(西洋都草)!

花はいかにもマメ科の蝶形で鮮やかな黄色い姿が特長であるセイヨウミヤコグサをウォーキング途中の道端で見掛けました。古来から京都に多く見られたのが和名の由来で、それの帰化し自生した植物ですが、家畜用飼料として牧草などや高速道路の法面などに栽培されています。

白い打ち上げ花火~ボタンヅル

多くの雄しべが放射線状に突き出て、まるで打ち上げ花火のよう・・・白い花弁のように見えるのが咢片で、受粉後は咢が落ちて花火のような雄しべだけが残ります。葉の様子が牡丹に似て、蔓性であることから「牡丹蔓」と命名。北海道には少ない植物なんですが、ウォーキング中に見掛けました。

 

入浴剤になるセイダカアワダチソウの密をバッタが!

セイダカアワダチソウ(背高泡立草)は、黄色い筒状の花を咲かせ、高さ1~2mになる帰化植物です。花は甘い蜜がありバッタが・・・実は、黄色い花が咲く直前のつぼみを切り取り、一晩乾燥させ布袋に入れて浴槽に浸すと美しい黄色になります。エキスたっぷりのお湯は、ほのかな香りで身体がポカポカとなります。

よく見かけるが何ていう名前?~エゾミソハギ

梅林公園の湿地帯で穂状花序に紅紫色の6弁の花が付いているエゾミソハギ(蝦夷禊萩)が群生していました。お盆の花として使われることから別名「盆花」とも言われます。禊(みそぎ)という字が名前に付いてるので何やら神聖な・・・因みに、花言葉は純愛、愛の悲しみ。

黄色い花火みたいなハンゴンソウ

平岡梅林公園の湿地帯の木道に沿って咲いているハンゴンソウ(反魂草)は、大型の山野草で茎は直立し高さ1~2m位になります。黄色い頭花を多数つける姿は花火のように周りを明るく映えさせ、散策を楽しませてくれます。