地震の爪痕が残る熊本城・宇土櫓

2016年4月に発生した熊本地震では、天守閣や石垣などが大きな被害を受けましたが、現在復旧工事が進んでおり、昨年4月から天守閣内部の公開が始まりました。しかし、国の重用文化財である「宇土櫓」(うとやぐら)は、来年一旦解体し2032年度までに元の部材を最大限利用し復旧完了を目指す予定とか。

平家の里・五家荘の吊り橋

壇ノ浦の戦に敗れた平家が逃げ延びて里を作ったという平家落人伝説を今に伝える秘境・五家荘(ごかのしょう)は標高1300~1700m級の山々に囲まれた熊本・人吉の山また山の中です。途中、川辺川に架かる樅木(もみぎ)の吊り橋(橋長72m、高さ35m)は、歩くと板間から険しい谷間が覗くので迫力満点❣

平戸・教会と寺院が見える風景

平戸は松浦氏の城下町であり、長崎初のキリスト教伝来の地でありオランダとの交流が盛んに行われた異国情緒漂う港町。通りから一歩入り石畳の階段を歩いて行くと寺院の向こうに平戸ザビエル記念教会の尖塔と十字架が見え、西洋と東洋が融合した空間を醸し出しています。

大相撲九州場所の観戦

一年納の九州場所3日目を見るチャンスがありました。一人横綱となった照ノ富士の力強い相撲も楽しみの一つですが、まるで雪の様な景色が現れる豪快な塩まきで人気の照強(てるつよし)を見るのも楽しみで大量の塩を撒くことから「ソルトシェイカー」という異名があります。塩の消費量は、全体で1日45㎏、1場所で650㎏を消費するとか。ビックリですね!

博多駅のイルミネーション

JR博多駅の冬の風物詩~約80万個の電球が高さ15mのシンボルツリーはじめ樹木を光で纏い、大屋根は星座をイメージしたイルミネーションが輝く。今年のテーマは「Glow alive」(さあ、立ち上がろう!)とのこと。歩みはゆっくりでも良い、先ずは立ち上がろう、というメッセージが込められているのです。

 

 

真赤なジュータンで踊る樹々たち

「真っ赤な紅葉のトンネル」で有名な札幌の名所~平岡樹芸センターに行って来ました。左寄りのセンター濃紫紅葉(ノムラモミジ)のバックダンサーが3人。緑の衣装をまとった前衛、背の高いタイツ姿の中衛、そして赤いスカート姿の後衛のダンサーたちが「秋の風物詩=赤いジュータン=」を謳っています🍁♬

雰囲気のある蔦の絡まる家

ヨーロッパでは家の壁にツタを這わせると雷や魔除けになると言われていますが、高温多湿な日本では木造の家には不向きと言われています。それはツタの成長が早いので、お手入れが大変である事と外壁のメンテナンスが出来ないという事らしい。でも、外気温を遮断し、省エネ効果がありCO2削減に繋がり地球に優しいメリットもあるのです。私は好きです❣

枯木に絡みつく蔦紅葉(つたもみぢ)

ツタは自ら立つことが出来ずに他の木や壁を這って上に登っていきます。楓葉の鮮やかな赤は、時に錦の織物にもたとえられ燃えるような紅色に染まります。ウォーキングの疲れを癒してくれます。「枯木ともしらずに蔦の紅葉哉」(正岡子規)

金沢21世紀美術館のシンボル~不思議な「レアンドロのプール」

現代アートの美術館である金沢21世紀美術館を全国的に有名にしたのがレアンドロ・エルリッヒの作品「スイミング・プール」です。プールの水の中に人がいる~水の揺らぎで上から見下ろす人と、水の中から見上げる人。見るほどに不思議な水中空間。この日も人気の作品だけに受付してから中に入るまで1時間半、そして中での滞在制限時間がたったの5分間。一度行かれることをお奨めします❣

威風堂々の金沢駅の「鼓門」

アメリカの旅行雑誌で「世界で最も美しい駅14選」に選ばれた金沢駅ですが、駅の玄関口には、高さ13.7mの太い柱に支えられた「鼓門(つづみもん)」が佇んでいます。伝統芸能である能楽の鼓をイメージしているとか。加賀藩のお殿様は代々能楽を愛好し、城下町金沢は今でもおもてなしをする文化が脈々と受け継がれているのですね。とにかく迫力があります‼